大阪人だからか、新喜劇が好きだ。
といっても、吉本の、ではなく松竹の。
子供のころは週1必ず舞台中継(録画)をやっていて、それを毎週欠かさずといっていいほど観ていた。
そのせいか、やはり今でも「松竹新喜劇」をみたいのである。
吉本はお笑い優先でちょびっと人情もんなんだけど、松竹はどっちかというと人情もんプラス笑い。
で、新喜劇が松竹座であるっていうから観にいってみたのだが、なんだかミュージカル?活劇?。
「新喜劇も進化したんだなぁ~」とは思ったのだが、なんだか「松竹新喜劇」じゃなかった。
なんか違った。
こんなんじゃないんだよ、松竹新喜劇は・・・
客層も思ってたのと違うし。なんか、ミュージカル客ばっかり。
ミュージカルの観方はそうなんだろうけどね、新喜劇の観方はちょっとちゃうんやで、と思った。
ミュージカルの客ってのは、なんというか、厚かましいんだな。
セリフもうしゃべってまっせ!ってなときも拍手でセリフが聞こえないわ、拍手で芝居の流れも止めてるわ。
そして、終了のアナウンスがあってもまだアンコールしてる。
終了のアナウンスがあったら、出ていけってことやねん。分らんかな、そういうの。ほんま、遠慮せんな。
ふん、そうさ、私の心の狭さは人一倍だよ。
でも、いままでいろんな舞台を見てきたけど、ミュージカルは出ている演者も客もそういう厚かましい人の寄せ集めなんだなぁ、と思う。
だって、矢鱈目ったら手拍子するよね、ミュージカル客。
演者は演者で、客がのせてくれたら演者もノリよくパフォーマンスができる!みたいなこと平気で言うし。
気持ちはわからなくないけど、客がどうだろうが、自分が盛り上げればいいんだよね。
そういうことちゃんとやる人に仕事がくるんだから。
ということで、新喜劇がみたいんだよ!って調べたら、9月に新喜劇をやるらしい!
よっしゃ、ほんまもんの新喜劇みせてもらいまひょ!
ということで、9月はリベンジするぜ。